男は一度本気で女装をしてみるべきではないか

※過去記事のリライト※

男同士の会話であの女の子かわいい、かわいくないなんて言うことがある。
化粧が濃いだの、すっぴんと違いすぎるのは詐欺だと話題になる。

男は普段から化粧はしない。
生まれたままの状態で、街を出歩いている。
化粧による変化がないにも関わらず、かっこいい男は本当にイケメンと言えるだろう。

女の子は化粧を落とすと別人だということがたまにある。
いや、よくあるかもしれない。

できれば付き合う前にすっぴんを見たい男性は多いだろう。
そして、化粧からすっぴんを想像する能力に磨きをかけている。
それに対抗するように女性はメイク技術を磨くのだろう。

だが、ちょっと待って欲しい。
化粧は悪か？

かわいいのは正義だ

女の子がみんなすっぴんだったらどうだろうか。
可愛い子の割合が、かっこいい男並に減るだろう。

いや、男は多少肌が荒れていても問題ない。
むしろ日焼けでカバーできる。
色黒さは、男らしさとさえ言える。

だが女性は色白が好まれる傾向に有るように思う。
日焼けはできない。
ということは男よりも、基準を満たした美人率はさがるのではないか。

その点、化粧があれば一気に可愛い率が上昇するのだ。
可愛い女の子と全員つきあえる訳では無い。

なら可愛い女の子が多いことは歓迎するべきだ。
付き合ってから、すっぴんとの差にがっかりするのは致し方ない。
それくらい対価として受け取ろうではないか、等価交換だ。

そもそも、どうせモテないのだから気にしても仕方がない。

それでも苛つくのならば、
化粧によるカバーを見抜けなかった自分を恥じろ。
というか内面で好きになったんじゃないのか、と問いたい。

女装してみてはどうだ

男性である諸君は人に見せなくて良いし、
服まではそろえなくて良い。

化粧（それとウィッグ）で女装してみることを提案する。

なにも知らずに女装すると、オカマとも呼べないクリーチャーができあがるだろう。
これを最低限オカマにみせるのは大変だ。
女の子ぽく見せるのはもっと大変だろう。

様々なタイプ・種類の化粧品を適切につかい、
自分の顔の特徴から、欠点をカバーしたり、長所を生かしたりしなければならない。

それだけではない。
日頃からの肌ケアも重要になってくるだろう。

とてもたくさんのお金を化粧品に使うことになる。

一般的に日本では、同じ職場でも女性の方が給与が低いことが今の時代でも普通だ。
それにもかかわらず、男性以上に身だしなみにお金を使っているのだ。

たとえ作られたかわいさであったとしても感謝の念が生まれてくるだろう。
女性におごってあげたり、多少多めにお金を出してあげるのも、かわいいへの対価だと思える。

そう、女装をして、その大変さを知ることで男は余裕のある男へとステップアップできるのだ。

諸刃の剣として、
化粧が下手な女性、身だしなみが雑な女性に対して、
他の男よりも、小言を言いそうになるだろう。

セクハラだから、そこはぐっと我慢しよう。

女性はみんなかわいいという余裕

化粧さえしていれば、女性はがんばっていると思えるようになると、
きっとどの女性にも等しく優しく接することができるだろう。

顔が好みじゃ無くても、化粧をがんばっているんだな。
そう思うことで、がんばってるね、って優しくなれるだろう。
かわいいね、と口にだして褒めてみてはどうか。

まぁ私はすっぴんでも可愛い女の子のほうが好きなのだが。